2014.11.17 Monday
今日もていねいに。
こんにちわ!
はやいもので2014年も もうあと44日・・・
1ヶ月半とかいうと
まだ時間があるようなすこしのゆとりを感じるけれど
44日、という具体的な数字になると
現実をつきつけられたように はっと目が覚めます
最初にはっとしたのは 10月のはじまりのこと
今年もあと3ヶ月かあ〜 はやいなあ〜
なんてのんびり手帳をながめていたらですね
手帳のすみっこに印字されている文字がとびこんできたのです
『274 - 91』
1年 365日のうち
すでに何日を過ごし - あと何日あるのか
という表記
この日は10月1日で
2014年になってから 274日が経過して
のこりはあと 91日だった
「今年もあと3ヶ月かあ〜」を
『274 - 91』という数字にされると
なんだかものすごく
「い、1日だって無駄にはできないぞっ」
という気持ちになるのであった
で
この時 ふと思いついて
「次にまたひとつ歳をとるまで、あと何日かな?」
とかおもって計算してみたら
257日!
てことは 33歳になってもう108日も経っている!
うそー!もうそんなに?! と疑いたくなった
数字って容赦ないね・・・
さらに
わたしが40歳になるまで あとどのくらいか
計算してみたところ
2448日だった
思ったよりすくない・・・!
今わたしがもっている夢とか理想の
8割くらいは 40歳までに叶えたいとおもっているのだけど
そのためにわたしが使える時間は
どんなにがんばっても きっかり 2448日
そうおもったら
これからの 2448日を
すごくすごく大切に生きなければ!!!
そしてまずは2014年の終わりまでの
91日間の いちにちいちにちを
すばらしいものにしなければ!!!!!!
と「!」に満ちた決意をあらたにしたのであります
そこからさらに47日が経過して
今日という日までの間 まずは
ひたすら生活改善にフォーカスをあててみました
8月と9月に 風邪やらぜんそくやら
いろいろがあったおかげで
毎日の食べるものや 暮らしかたが自分をつくるのだということが
身にしみてよーくわかったので
なりたい自分でいるためには
まず生活のありかたを見つめ直さないと!
朝7時半におきて
ヨガを20分
お部屋の掃除機をかけて
トイレの掃除
洗濯やそのほかの家事をやって
読書やお勉強をする時間と
自分の好きなことをやる時間を1時間ずつ
夜は はやめに夕食をとって
お風呂にゆっくりつかる
からだの疲れをとるストレッチをして
眠る1時間前には 照明を落としてキャンドルの灯りだけ
日記を書いて
1時半に眠る・・・
ごくごくふつうの生活です
しかし
この「ごくごくふつう」を「毎日やる」のが
もともと気分屋で 自由にしたいことをする、という性格のわたしには
非常にチャレンジングなことでして・・・
これまでずーっと夜型だったわたし
夜 帰宅してからいろいろなことをやって
明け方4時くらいまで起きちゃってたり
仕事がシフト制だから 起きる時間も日によって違ったり
そんな変なリズムの染みついたわたしが
毎日、1時半に寝るとか・・・! ひえー!
なんてびびってたんだけど、
人間やってみれば慣れるもんですね
人があたらしいことを習慣化するには
平均だいたい21日間かかるのらしいけど
じっさいそんなにかかんない
10日〜2週間つづけられたら勝ち
考えに考えを重ねて
そして実際にやってみて
さらに工夫をこらして いろいろ試してよりよくしてゆく
習慣というのは なんとなく、ではなくって
自分でつくりあげるところに
おもしろさがあるのだなあ ということを学びました
さいきんのお気に入りは
朝の勉強の時間を 外で過ごすこと
調べたり、まとめたり、の作業があるときは
おうちのMacを使ってするのだけど
わたしにとって 読書も勉強のひとつに値するので
お天気のいい日は外にでて 日当たりのいいベンチに腰かけて
本を読みます
冬の寒さがすこしずつ忍びよってきているけど
まだ晴れた日には 太陽の陽射しがじゅうぶんにあたたかくて
とてもとても気持ちよい
そしてやっぱり朝には
あたらしいことがするすると脳みそにはいってくる気がする
いまは『水彩学』という
水彩画の本を読んでお勉強しているんですけど
そのちょっと前は
生活改善キャンペーン中だったので
数年前に買った
『今日もていねいに。』という本をもういちど読みかえしていました
「暮らしの手帖」の編集長であり
中目黒にある COW BOOKSの代表、松浦弥太郎さんの本です
つい先日
『[よりぬき]今日もていねいに。BEST 101』が
発売されてるのを見かけたけど
わたしのはよりぬきされてない、3冊のなかの1冊
繰り返し読んで
すっかりボロボロになっちゃった
この写真はまだ買いたてのときのもの
はじめてこの本を読み終えたとき
「わたし、この人と結婚したい」
と思うくらい
松浦弥太郎さんって
なんてすてきな大人の人なんだろう!と
感動してしまったのでした
(ちなみに当然のことながら松浦さんは既婚)
松浦さんの綴る言葉って
ひとつひとつがすごく丁寧で
こちらのこころに とても素敵な音になって響く
それは彼が毎日をほんとうに大切に生きていて
そうすることのたのしさ
そこから生まれる愛おしさを熟知している人だから
『今日もていねいに。』には
毎日を工夫と発見にあふれたものにする
日々を味わうコツが 詰まっています
あらためて読みかえしてみると
あ、これはちょっと意識してみたいな
というようなこともあるし
自分がもうすでに実践できてることもあったりして
うれしい気持ちになったり
わたしが「結婚したい!」と思うほど
最初にぐっときたのは
「楽しみは、発見するもの。
喜びは、工夫から生まれる」
という言葉でした
まじ、名言すぎて震えちゃうー
わたしとはちがって
「ごくごくふつう」を「毎日やる」ことのできている人でも
これを読んでみると きっとさらに
毎日が豊かになるとおもいます
朝食のパンにいつもよりおいしいバターをのせて
ヨーグルトには上等な蜂蜜をたらして
とびきり芳醇な味わいのコーヒーをいただく
そんなささやかだけど特別なしあわせが
人生をすてきにしてくれるみたいに
「長い人生をていねいに生きたいなら、
今日、この瞬間をていねいに暮らすことです」
わたしのこれからの2400日が
どんな日々になるのかは
今日という日をていねいに生きようとする
わたし自身の心持ち次第
そしてこれからの44日間で
その意識を持ちつづけることも あたらしい習慣にしてしまいたい
2014年もあとすこし
みなさんの44日も
すばらしい日々でありますように