2013.09.07 Saturday
Helios
去年の 3月
音楽マスターの Hiroさん選曲のプレイリストを聴いていたところ
ある1曲がわたしの耳をとらえて
気づいたら涙を浮かべてた
Helios「Hope Valley Hill」
音楽で泣いたのって いつぶりだろう
こんなに透きとおった音楽を 聴いたことがなかったの
透明感があるのに
その旋律は 耳からわたしの内側に流れこんできて
想い や 鼓動
美しいものへの畏怖
生きていることの歓び
そういったものを しっかりと舞い上げながら
からだの奥までとどいて胸を震わせた
それが Keith Kenniffとのはじめての出会い
Heliosは Keith Kenniffというミュージシャンの変名で
彼はほかにも
・Goldmund
・Mint Julep
・SONO
など いろんな名前で活動しているのだ
それからこの1年半は Keith Kenniffのつくる音楽ばかり聴いていて
いまでは毎日かならず耳にしないと
なんだか落ち着かないくらい!
音楽の好みって 人それぞれあるけれど
「好み」を越えた「音との相性」というものが存在するのだということを
はじめて認識したのでした
そして今年の 6月
Appleが開催した WWDC のオープニングでムービーが流れたとたん
その音楽が Keith Kenniffだったので
興奮して鳥肌二割増しでしたー!きゃー
このムービーで使われたのは
Keith Kenniffの「Receives」という曲
彼の音楽っていつも
自分の力を越えたところに存在するもの を
わたしに感じさせてくれる
たとえば
大自然をみてその偉大な姿に感動したり
雨上がりの虹に こころを奪われたり
運命を感じるような偶然のできごとや
人びとの言葉や感情が空気をただよっていく様子
夜空にまたたく星から奇跡がこぼれ落ちてくるような
まるで世界がみえない金色の海でおおわれていて
ほんとうはいつも頭上をみあげると
この世でいちばん美しい上澄みが輝いている
そんなようなイメージが いつも浮かぶんです
いろいろたくさん聴いたけど やっぱり一番すきなのは
初めて聴いた「Hope Valley Hill」がはいっている
Helios の「Caesura」というアルバム!
『Caesura』Helios
うつくしい気持ちになりたいときに ぴったりです
おすすめ!