2016.02.08 Monday
和光のストロベリーパフェ
この季節
もう、なんといっても
「苺」なのである
フォーリンラブなので、ある
正確にいえば
1月の お正月気分が過ぎたあたりから
世の中もう断然「苺」のムードだったよね
だって
甘いものをあつかう いたるところで
"いちごフェア" とか "期間限定" とかって
真っ赤な苺の誘惑が 巧妙にはりめぐらされているんだもの
まさに色仕掛けよ
あげくのわたし、
苺!
苺!!
苺ー!!
もう
「ちょっとでもいいから、苺がはいっているものを・・・!」
みたいなことになるわけ
ほんのひとかけらでもいいから
あの 苺の甘美なおいしさを
沁みわたる幸福を
味わいたくって仕方なくなる
(ああ・・・ダルマットの苺の冷たいパスタを思い出してしまった)
それでね
わたし、会社へ行くとき
和光ティーサロンの前をいつも通るのですが
入り口にて 堂々としたオーラを放つ
それはそれは美しいストロベリーパフェの写真が
ででん、と置かれていて
わたしは毎日それを横目でチラチラ眺めつつ、
でももう心は完全に奪われている状態で
通りすぎるたびに その味と至福を想像して
もう、たまらんっっ
みたいな数週間を、過ごしたのち
念願かなってようやく
ご対面できた!
なんて美しい佇まいなんでしょう・・・!
溜息がでちゃう
瑞々しい苺に
フレッシュクリームと
苺とバニラのマーブルアイスクリーム
ジャム、コンポートの組み合わせ
主役である苺と
パフェを構成するそのほかの要素との
バランスが素晴らしすぎて 感激してしまった!
ひと口ごとに
苺と、苺のおいしさを盛り上げてくれる味が
完璧な具合にやってくる
そう
苺がね 少なすぎず 多すぎないのです
欲張らないこと、かといって消極的でもない姿勢
素材のおいしさをいちばん生かすことのできる組み合わせと配分
おいしさの中に、品がある
「これでもか!」ってほど
気が狂ったように苺ばかりをどっさりのせた
"いちごお化け" みたいなパフェが 決していいとはかぎらない
上からの眺めも、幸福そのもの
食べ進めてゆくと、
アイスクリームの濃い甘さを通過したあと
おとずれる、ふわっとしたクリームの口当たり
次いで、とろりとしてほどけるような苺のコンポートの舌ざわりと
フレッシュな苺の食感
グラスの底までしあわせが詰まっている・・・!
ふんわりしたよろこびが ちょうどよく胃袋を満たす
でもどこかさわやか
食べ終わりまで美しいパフェでした
(お値段 1,944 yen! 気軽に食べれない!)
あ、ちなみに3月末までの期間限定です
で
こんなにも 苺に恋い焦がれている
わたしですが
じつは 苺大福は、喰わず嫌いだったりして・・・
つぎは 南青山で
おいしいと評判の苺大福を食べてみようかと
(これも期間限定なのだ)
苺の季節っておいしくてたのしいね
そしていくら食べても、片想いのきもち!